3歳ダート3冠競走の最終戦「第27回ジャパンダートクラシック」(Jpn1)が大井競馬場で行われ、ナルカミが逃げ切って頂点に立った。 羽田盃、東京ダービーの覇者ナチュラルライズ(牡3=伊藤圭)は単勝1.9倍の1番人気。3番手を追走し、4角では2番手。だが直線でナルカミとの差をなかなか詰められず、3馬身差をつけられて2着。3冠はならなかった。 横山武は「いつもに比べたら折り合いもついていた。最後はモタれていたが、本当によく頑張ってくれた」。発汗がきつく、1角を回る時は頭を上げていたが、馬を責めることはしなかった。 3着以下には9馬身以上の差をつけ、2冠馬の底力は見せた形。「後ろを離していたし、今日は勝った馬が強過ぎ…