日本ダービー馬のクロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇史厩舎、父キタサンブラック)と挑戦した凱旋門賞で14着に終わった北村友一騎手=栗東・フリー=が10月8日、栗東トレセンで取材に応じた。前日7日の夕方に帰国。時差ぼけが残るなか、この日はサウジアラビアロイアルCで騎乗するチュウワカーネギーの追い切りなどに騎乗した。 大外の17番枠に加え、レース直前には雨。運も向かなかった。悔しさをにじませつつ「経験できないことを経験させてもらった。実際に(騎乗して)感じる貴重な経験をさせてもらえて感謝していますし、競馬の幅を広げるために日本でできることがあると思う。日頃から、また頑張りたい」と“再スタート”を誓って…