桜花賞馬のエンブロイダリー(牝3、美浦・森一誠厩舎)が、秋華賞(3歳牝・GI・芝2000m)でGI・2勝目を狙う。 エンブロイダリーは父アドマイヤマーズ、母ロッテンマイヤー、母の父クロフネの血統。父は18年の朝日杯FS、19年のNHKマイルC、香港マイルを制している。一方の母系も優秀で、母は16年の忘れな草賞の勝ち馬。曾祖母のビワハイジは95年の阪神3歳牝馬Sの覇者。近親には09年の桜花賞とオークスなどGI・6勝を挙げたブエナビスタ、11年の阪神JFを制したジョワドヴィーヴルなど、活躍馬がズラリと並ぶ。 ここまで7戦4勝。昨秋の東京で1勝クラスを卒業すると、年が明けて重賞初挑戦となったクイーンCも快勝した。その後は桜花賞へ直行。中…