秋のマイル王決定戦に向けた重要な一戦、スワンステークス。京都の芝1400mを舞台に、実績ある古馬と勢いに乗る3歳馬が激突する。過去のデータからはいくつかの興味深い傾向が見えており、今年も波乱の可能性を秘めた一戦となりそうだ。 1.好走確率では距離短縮組、妙味は距離延長組 過去10年のデータを分析すると、今回が距離短縮となる馬は[5-6-5-57]で複勝率21.9%。前走からの距離延長組13.3%、前走と同距離組17.6%と比べて距離短縮組が高くなっている。回収率の面でも今回距離延長の馬が単勝で268%をマークしていて、一発を狙うならこのタイプだろう。 2.前走6-9着馬の巻き返しを狙いたい 前走の着順を見ると、前走6-9着馬が[4-…