「京都大賞典・G2」(5日、京都) 直線で自慢の豪脚を披露し、ライバルたちをしのいで突き抜けたのは5番人気の7歳馬ディープモンスター。遅咲きのディープ産駒が、重賞初制覇で自らの真価と進化を示した。2着は2番人気のサンライズアースで、3着には15番人気のヴェルミセルが入った。1番人気のアドマイヤテラは、4着に終わった。 “あと一歩”に手が届いた瞬間だった。重賞の壁にはね返されること14回。何度も、何度も悔しい思いをかみしめてきた。渋った馬場を味方につけ、先頭でゴールを駆け抜けたのは7歳馬のディープモンスター。悲願の重賞初制覇を飾った。 発馬を決めると、内枠を生かしてスッと好位のラチ沿いへ…