8日に行われる3歳ダート3冠競走の最終戦「第27回ジャパンダートクラシック」(大井2000メートル)の最終追い切りが4日、大井競馬場で行われた。羽田盃2着、東京ダービー4着のナイトオブファイア(牡3=大井・渡辺和、父ホッコータルマエ)が抜群の動きを披露した。 レースに騎乗する矢野を背に単走で抑え切れない手応え。直線でステッキを抜いただけで、瞬時にギアを上げる。実戦さながらのスピードでゴール板を駆け抜けた。矢野は「走りたくて仕方がない感じ。状態はさらに上がっていて申し分ない」と太鼓判を押した。 秋初戦の前走、戸塚記念(S1、9月10日、川崎)を圧勝して重賞初制覇。意気揚々と最後の1冠に臨む。渡辺和師は「ダービーは…