◆第70回京都大賞典・G2(10月5日、京都競馬場・芝2400メートル)=10月4日、栗東トレセン 勢いを止めるつもりはない。アドマイヤテラ(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎、父レイデオロ)はレース前日の最終調整で坂路をキャンターで駆け上がり、60秒9をマークした。「追い切り後も変わりない。この馬は休ませるごとに成長している。今回は脚が伸びて、スラッとした感じがする」と友道調教師。目黒記念を制した後、迷わず充電期間に充てた効果を感じ取る。 京都コースは昨年の菊花賞3着以来。勝負所で位置を押し上げ、見せ場たっぷりの競馬だった。「内容がよかった。長く脚を使って、踏ん張っていたし、(コース)適性は感じています。(2走前…