10月5日、佐賀競馬場で重賞・鳥栖大賞(ダート2000m、地方全国交流)が行われる。今年で4回目(うち昨年は馬場コンディション不良のため取り止め)と歴史の浅い重賞ながら、好メンバーが揃った。 注目は何と言ってもアラジンバローズ(兵庫)。昨年のサマーチャンピオンJpnIIIを制し、JBCスプリントJpnIで3着に入り、NARグランプリ最優秀短距離馬に選出された馬だ。JRAオープンクラスから兵庫に移籍初戦となったのが一昨年の当レースで、見事勝ち星を挙げた。しかしながら、返し馬やレースで掛かる面を見せたことなどから、ここ1年は短距離にシフト。今年も1400mの黒船賞JpnIII2着など好走していたが、「年齢を重ねてズブくなってきた」と新子雅司…