◆第104回凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル) 凱旋門賞で日本勢にとって海外調教馬が強力なライバルとして立ちはだかる。昨年2着のアヴァンチュールを送り込むクリストフ・フェルラン調教師=フランス=。フランシスアンリ・グラファール調教師=同=はキジサナ、ダリズ、ゲゾラの3頭出し。現地で取材を続けるフリーライターの土屋真光氏が、両陣営を直撃した。 ―昨年のアヴァンチュールはヴェルメイユ賞2着からの2着。今年は勝っての参戦です。 「昨年はオペラ賞(同日の牝馬限定・芝2000メートルのGI)と迷いながらの出走で、どこまでできるかという挑戦でした。2着でしたが、とてもいい内容…