「凱旋門賞・仏G1」(10月5日、パリロンシャン) 日本競馬界の悲願へ向けて、クロワデュノールが30日、文句なしの態勢を整えた。調教パートナーを抜群の手応えで追走すると、ラストは余力たっぷりに併入フィニッシュ。前哨戦での失敗を糧に、今回は完璧にミッションを遂行した。気合乗りもアップし、ダービーを上回る過去最高の出来で未到の頂を目指す。なお、1日に出走馬18頭が決定。2日に馬番、ゲート番、騎乗騎手が確定する。 ダービー馬らしく、威厳に満ちた姿でダイナミックに駆け抜けた。前哨戦をひと叩きしたクロワデュノールが、北村友を背にしてコワイラフォレ調教場の芝コースで最終リハ。先行させた現地の馬を目標…