秋の東京開幕を告げる伝統の古馬G2「第76回毎日王冠」の最終追い切りが1日、東西トレセンで行われた。昨年のオークス、秋華賞を制して24年度の最優秀3歳牝馬に輝いたチェルヴィニアが、美浦Wコースで余力たっぷりの走りを披露した。相性がいい東京で秋初戦を迎える。 女王復活へ、態勢は万全だ。昨年2冠牝馬チェルヴィニアはWコースで木村厩舎定番の3頭併せ。雨が降る中、2番手追走から直線に向くと2頭の真ん中に入り勢い良く反応した。湿った馬場も苦にせず、残り4Fから15秒1→13秒8→12秒2と加速ラップを刻み、ラストはギアを上げて11秒4(6F83秒3)。外クライスレリアーナ(3歳1勝クラス)と併入、内エポナ(3歳1勝クラス)に半馬身先着した。 …