今年で104回目を迎えるフランスG1「凱旋門賞」(パリロンシャン、芝2400メートル)は5日にゲートイン。この伝統の一戦に今年はクロワデュノール、ビザンチンドリーム、アロヒアリイの日本調教馬3頭が挑戦する。3頭全てを生産したノーザンファームの副代表であり、クロワデュノールを所有するサンデーレーシングの代表を務める吉田俊介氏(51)にそれぞれの感触、そして日本競馬界の悲願達成への思いを聞いた。 ――クロワデュノールの前走プランスドランジュ賞(1着)の振り返り、中間の過程を教えてください。 「現地に着いてから16日間くらいでの競馬でした。輸送はうまくいきましたが、まだピリッとしないということで、調教師さん(斉藤崇…