10月5日に行われる凱旋門賞・G1(パリロンシャン競馬場)でアロヒアリイ(牡3歳、美浦・田中博康厩舎、父ドゥラメンテ)に騎乗するクリストフ・ルメール騎手=栗東・フリー=が母国での悲願達成に向けて、意気込みを語った。 初コンビとなった前走のギヨームドルナノ賞(8月16日、ドーヴィル競馬場)では2着のラシャバーに3馬身半の差をつけて快勝した。「落ち着いて、冷静に走れていました。彼のこれまでのレースを見て、ジワジワ脚を使うと思ったけど、反応が速くてびっくりした」とルメール騎手は目を丸くした。 負かした相手のなかには、フランスダービーで2着のクアリフィカー(フランスの名門、アンドレ・ファーブル厩舎)がいた。…