JRAは9月29日、欧州に遠征していたシンエンペラー(牡4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父シユーニ)とジャックオダモ(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ウートンバセット)が、28日に成田空港着の航空機で帰国したと発表した。2頭は輸入検疫のため千葉・白井市の競馬学校に入厩している。 シンエンペラーは、アイリッシュチャンピオンSで6着後の検査で、ぜん息(炎症性下気道症候群)、中程度の肺出血(EIPH運動誘発性肺出血)が判明。転戦予定だった凱旋門賞・仏G1(10月5日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)を回避し帰国した。今後はジャパンC・G1(11月30日、東京・芝2400メートル)に向け、再調整する予定になっている。…