秋のG1シリーズ開幕戦「第59回スプリンターズS」が28日、中山競馬場で行われた。三浦皇成(35)騎乗の11番人気ウインカーネリアンが2番手から抜け出してG1初制覇。デビュー18年目の三浦は127回目のJRA・G1挑戦で悲願の初Vを飾った。8歳馬のJRA平地G1勝利は18年JBCスプリントのグレイスフルリープ以来5頭目。3連単は130万円超と大波乱の決着となった。 18年分のやったあ。激戦の後のウイナーズサークル。三浦はウインカーネリアンの馬上で右拳を突き上げた。「先生、やったあ」と鹿戸師と視線を交わし、「任せてくれてありがとうございます」と馬主のウイン岡田義広代表と抱擁した。中山競馬場約3万人の観衆から三浦コールで祝福され、ゴーグル…