23年の菊花賞馬ドゥレッツァが始動する。完勝で飾った菊花賞以来、久しく勝利から遠ざかっているが、24年のジャパンカップでドウデュースの2着(シンエンペラーと同着)。今春のドバイシーマクラシックでも3着に入るなど実績は上位。再びG1でスターダムに上り詰めるためにも譲れない前哨戦になる。 好敵手はアドマイヤテラだ。昨年の菊花賞3着で潜在能力の高さを見せた。今年戦列に復帰してからは難なく2連勝で目黒記念を制覇。重賞連勝を飾れば、G1への期待も膨らむ。4歳馬で成長力も魅力。 将来性なら同じ4歳馬サブマリーナも互角。3走前の3勝クラスを強烈な決め手で制し、続く新潟大賞典で2着。前走のチャレンジCは不向きな阪神内回りで…