秋のG1開幕戦の「第59回スプリンターズS」はスピード自慢16頭が中山に集結した。今年は香港からG14勝を挙げるラッキースワイネスが参戦し、メンバー層がグッと厚くなった印象だ。 スプリントG1春秋制覇を狙うサトノレーヴの実績を尊重したい。近2走は香港G1・チェアマンズスプリントプライズ、英G1・クイーンエリザベス2世ジュビリーSで連続2着。世界のトップスプリンターと互角の戦いを繰り広げている。 国内では3走前・高松宮記念を中団から差し切り、G1初制覇を飾った。夏場は函館で調整を積み重ね、美浦に帰厩。1週前は短期免許で来日中の主戦・モレイラが騎乗してWコースで5F64秒8、ラスト1F10秒7と矢のような伸びを見せた。パワフ…