秋のG1開幕戦を飾るのは香港屈指の快速馬だ。「第59回スプリンターズS」(28日、中山)の最終追い切りが24日、同競馬場や美浦、栗東トレセンで行われた。ラッキースワイネスが中山の芝にフィットした走りを披露。香港馬7頭目となるJRA・G1制覇へ向けて鞍上のカーチュン・リョン(37=香港)、カーリョン・マン調教師(68)ともに手応えを膨らませた。 【マン師に聞く】 ――ラッキースワイネスの追い切りをどう見る? 「香港出発以来、久しぶりに見たが、満足できる走りをしていた」 ――前走は一般レースで2着だったが…。 「前走は馬場コンディションが合わなかった。良馬場発表でも直前に雨が降ってね。ゴールの100メートル手前で…