来月5日の凱旋門賞(パリロンシャン芝2400メートル)に向けて仏シャンティイで調整を続けるアロヒアリイ(牡3=田中博)が23日、エーグル調教場の芝周回コースで1週前追いを消化した。山崎助手を背に6Fから併せ馬。道中うまくスピードをコントロールしながら絶妙なサジ加減で負荷をかけ、馬体を併せたまま駆け抜けた。山崎助手は「速い時計は出さなかったけど馬の後ろで折り合えるか、また馬と併せた時にどう反応するか、また心肺機能の高さに問題はないか確認しました。折り合い面は思った以上にうまく走れていたし、課題の一つでもある手前の変換についても問題なくできたかな、という感じ。今日の調教に関しては満足できる内容だったと思います…