今週末はスプリンターズステークス(3歳上・GI・芝1200m)。今春に高松宮記念を制したサトノレーヴ(牡6、美浦・堀宣行厩舎)には、史上6頭目の“同一年春秋スプリントGI制覇”がかかる。過去の達成馬たちの戦いぶりを振り返ってみよう。 それまで芝2000mで行われていた高松宮杯が距離短縮され、春の短距離王者決定戦となったのが1996年。さっそく初年度からフラワーパークが快挙を達成した。GI馬ヒシアケボノ、三冠馬ナリタブライアンなどを2馬身半差で退け、高松宮杯を制すと、安田記念、CBC賞を挟んでスプリンターズSに参戦。後年、JRAのCMにもなったエイシンワシントンとの“ハナ差1cm”の大接戦をものにして史上初の“同一年春秋スプリント…