JRAは22日、都内の本部で定例会見を行った。今年が2年目となった暑熱対策の競走時間帯の拡大に対しては、植木常務理事が参考資料として熱中症と診断された頭数を挙げ、「6月から8月までの熱中症の診断頭数は、本年度が合計で26頭。やや8月が多かったという結果でした。昨年が35頭でその前の年の23年が46頭でした。これは暑さと正比例にあるのかは定かではないが、少なくとも熱中症と診断された頭数は減少傾向にあります」と説明した。 今後については「競走時間帯の拡大施策自体はWBGT値(暑さ指数)や熱中症の診断頭数のデータを見ましても、確実に人馬の安全確保に必要なものと考えておりますが、開催運営に必要な人…