凱旋門賞を回避したシンエンペラー(牡4=矢作)が次戦でジャパンC(11月30日、東京)に向かうと矢作師が21日、中山競馬場で明かした。 愛チャンピオンS6着後の検査では、ぜん息(炎症性下気道症候群)と中程度の肺出血(EIPH運動誘発性肺出血)が判明したが「今日から向こうで乗り始めていて、27日に出国する。検疫中もしっかり乗り続ける予定です」と今後のスケジュールを説明。続けて「本当に軽度だったので天皇賞・秋やブリーダーズカップターフへの遠征も考えたほど。ただ、検疫の日程などを考えて万全を期すためにジャパンCへ向かうことにしました」と参戦の意図を話した。…