◆神戸新聞杯追い切り(18日、栗東トレセン) 菊花賞トライアルの第73回神戸新聞杯(阪神=3着までに優先出走権)は、ジョバンニが栗東・坂路で順調な仕上がりをアピール。初タイトルをつかんで3冠最終戦へ向かうか。 メリハリの利いた調整で整えた。ジョバンニは栗東・坂路をゆったりと単走。自分のリズムだけを守るように、全く無理をすることなく、気持ちよさそうに駆け上がった。時計的には目立たず、レース当週の坂路追いでは最も遅い56秒1―12秒2。しかし、見守った杉山晴調教師は「1週前にしっかり時計が出たので、坂路で気が入らない程度に。順調ですよ」と満足そうにうなずいた。 その1週前が秀逸だった。松山の騎乗で…