「神戸新聞杯・G2」(21日、阪神) 最後の1冠、菊花賞(10月26日・京都)へ向けての最終トライアル。春の王道路線を歩んだ馬や夏の上がり馬が集結する一戦で、主役を張るのは京都新聞杯を制し、ダービーで3着だったショウヘイだ。ひと夏を越えて馬体は成長。春は伏兵的存在だったが、ここを勝って今秋は主役候補に躍り出る。 ダービー3着馬ショウヘイが再び世代の頂点を目指し始動する。 春はダークホース的存在だった。重賞初挑戦のきさらぎ賞は4着に敗れ、休養を挟んで臨んだ京都新聞杯では5番人気。終わってみれば2着馬に2馬身半差をつける楽勝で初タイトルを手にしたが、ダービーでも6番人気の評価。それでも好位…