「プランスドランジュ賞・仏G3」(14日、パリロンシャン) ダービー馬クロワデュノール(牡3歳、栗東・斉藤崇)が、海外初挑戦で重賞Vを決めた。 7頭立てと少頭数で行われた一戦。序盤からゆったりとしたペースで流れたが、4番手の外めで折り合いに専念。直線は重い馬場に脚を取られながらも鞍上のステッキに応え、内に切れ込みながら力強く末脚を伸ばし、ダリズとのたたき合いを制した。3着はナフラーンだった。勝ち時計は2分11秒69だった。 主戦の北村友は「力みながらも勝ってくれてまずはホッとしています」と胸をなで下ろし、「きょうは馬場もこなせたし、次に向けてさらに2段階くらい上げていければと思います」…