14日、フランスのパリロンシャン競馬場で行われたプランスドランジュ賞(3歳上・仏G3・芝2000m)は、北村友一騎手騎乗のクロワデュノール(牡3、栗東・斉藤崇史厩舎)が優勝。4番手追走から直線で前を捕らえ、さらに2着ダリズ(牡3、仏・F.グラファール厩舎)のゴール前の猛追も凌いだ。勝ちタイムは2分11秒69。 3着はナフラーン(牡3、英・J&T.ゴスデン厩舎)。 クロワデュノールは父キタサンブラック、母ライジングクロス、その父Cape Crossという血統。初の海外遠征で他馬より重い斤量を背負いながらパリロンシャン競馬場の馬場を見事克服して、本番の凱旋門賞に向け弾みをつけた。日本調教馬によるプランスドランジュ賞参戦は85年のシリウス…