中山巧者のコスモキュランダ(牡4、美浦・加藤士津八厩舎)が、オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)で重賞2勝目を狙う。 コスモキュランダは父アルアイン、母サザンスピード、母の父Southern Imageの血統。父は17年の皐月賞と19年の大阪杯の覇者。一方の母は11年の豪G1・コーフィールドCを制した名牝。現役引退後はノーザンファームで繁殖となったが、20年のノーザンファーム繁殖牝馬セールで後のコスモキュランダを受胎した状態で上場され、ビッグレッドファームが2100万円(税抜)で落札した。馬名の意味由来は「冠名+オーストラリア北東部の熱帯雨林。世界遺産」となっている。 ここまで15戦2勝。デビュー当初は目立たなかったが、使われ…