昨年のJBCスプリント覇者タガノビューティー(牡8歳、栗東・西園正)が現役を引退することが分かった。管理する西園正都調教師(69)=栗東=が10日、明らかにした。オーナーサイドとの協議の末に決まったもので、近日中に競走馬登録を抹消し、今後は種牡馬になる予定(けい養先は未定)。 同馬は19年にダートの新馬戦を勝つと、朝日杯FSで4着に好走するなど2歳時から能力の高さを発揮。4歳時にオープン入りすると、ダート戦線で一線級を相手に長く活躍し、24年のJBCスプリントでついに重賞初制覇を果たした。当初は今年のフェブラリーS(8着)後に引退&種牡馬入りする話もあったが、現役を続行。自身初の海外遠征と…