高野厩舎に初めての重賞、G1タイトルをもたらした名牝ショウナンパンドラ(14年秋華賞、15年ジャパンC)。今週末はその弟オールナットがチャレンジC、妹チェルビアットがローズSと連日、阪神重賞に登場する。 チェルビアットは前走NHKマイルCで3着奮戦。次走で1着パンジャタワーがキーンランドC、7着マピュースが中京記念で古馬相手に勝利した。高野師は「レベルの高いG1であれだけ頑張ってくれた。馬体は物理的に大きくなって、走りも力強くなっている。休み明けでも順調に調整してこられた」と中間の様子を報告。3日の坂路調教(4F51秒4)では自己ベストを1秒6も更新した。 春の時点では「同時期のパンドラよりしっかりしていた」といい、…