3歳クラシック最終戦の菊花賞へ向けた重要なステップレースであるセントライト記念。舞台は中山競馬場芝2200mで、春の実績馬と夏の上がり馬が激突する注目のトライアルレースだ。今年もGIで鎬を削ってきた実力馬たちが顔を揃え、ハイレベルな一戦が期待される。 1.前走GI組が圧倒的 過去のデータを分析すると、前走でGIレースに出走していた組が[5-7-6-24]と、出走馬の半数近くが馬券に絡んでおり、複勝率は42.9%と非常に高い数値を記録している。特に日本ダービーからの直行組は、世代トップクラスの能力を持つ馬が多く、夏を越しての成長力も加わるため信頼度は抜群だ。さらに複勝回収率も103%と妙味も十分で、馬券の中心はGI組から考…