セントライト記念はガラリ一変が多いレースだ。近10年の勝ち馬に限っても、15年のキタサンブラック、18年のジェネラーレウーノ、19年のリオンリオン、21年のアサマノイタズラ、24年のアーバンシックの前走は2桁着順だった。 だからといって、どんな馬でも巻き返し可能かというと、決してそんなことはない。上記5頭の共通項を探ると、キタサンブラックとジェネラーレウーノとリオンリオンには重賞勝ち、アサマノイタズラとアーバンシックには重賞2着の実績があった。それなりの実力馬でないと、大敗からの一変は困難といえるだろう。 では、今年のメンバーを見てみよう。前走が2桁着順だったのはエーオーキングとジーティーアダマンの2頭…