GIIだから当然かもしれないが、それにしても凄い。何の話かというと、ローズSはとにかく良血馬が活躍するレースなのだ。 近10年の勝ち馬を振り返ってみよう。母がGIを制していた馬は5頭。15年のタッチングスピーチ、16年のシンハライト、19年のダノンファンタジー、20年のリアアメリア、24年のクイーンズウォークが該当する。 もちろん、それ以外の馬も素晴らしい。21年のアンドヴァラナウトは母グルヴェイグがマーメイドSの覇者で、祖母は名牝エアグルーヴ。22年のアートハウスの母パールコードは秋華賞2着馬。そして23年のマスクトディーヴァの祖母は重賞3勝のビハインドザマスクだった。もはや良血でないとローズSを勝てないといって…