「セントウルS・G2」(7日、阪神) 川田将雅騎手(39)=栗東・フリー=との新コンビで臨んだ8番人気のカンチェンジュンガが、今年の阪急杯に続く重賞2勝目を飾った。G1馬ママコチャ、重賞5勝馬トウシンマカオの“2強”が人気を集めるなか、自慢の末脚を発揮して直線一気に突き抜けた。次走は優先出走権を獲得したスプリンターズS(28日・中山)でのG1挑戦が濃厚だ。 これぞ豪脚一閃(いっせん)。末脚自慢のカンチェンジュンガが、G1馬も重賞5勝馬もまとめてなで切った。後方追走から直線で馬群の間を突き、上がり3Fメンバー最速となる33秒1の脚で馬場の真ん中を豪快に突き抜けた。 序盤は行き脚がつかず後…