◆ニエル賞、仏G2(9月7日・パリロンシャン競馬場・芝2400メートル、稍重) 凱旋門賞の前哨戦に3歳牡馬8頭が出走し、ウィリアム・ビュイック騎手が騎乗したクアリフィカー(牡3歳、仏・アンドレ・ファーヴル厩舎、父ロペデヴェガ)が重賞3勝目を飾った。中団の内で脚をため、最後の直線で外に出すと力強い末脚を繰り出し、ゴール前でベイシティローラー(カラム・シェパード騎手=2着)を短首差かわした。勝ち時計は2分30秒56。 同馬は世界的馬主グループのゴドルフィンの所有馬で、2走前の仏ダービーでは2着。前走のギヨームドルナノ賞では、日本馬のアロヒアリイに3馬身半+頭差をつけられての3着だった。 クアリフィカーには同…