夏競馬を大いに沸かせた「ヤマニン軍団」のヤマニンブークリエ(牡3、栗東・松永幹夫厩舎)が、セントライト記念(3歳・GII・芝2200m)で重賞初制覇を狙う。 ヤマニンブークリエは父キタサンブラック、母ヤマニンプードレ、母の父チチカステナンゴの血統。母と祖母のヤマニンカルフールはともにJRAで3勝を挙げている。そして曾祖母は錦岡牧場の基礎繁殖牝馬の1頭であるワンオブアクラインなので、近親には活躍馬がズラリ。ヤマニンサルバムは23年の中日新聞杯と24年の新潟大賞典、ヤマニンウルスは24年のプロキオンSと25年の東海S、ヤマニンアルリフラは25年の北九州記念を制している。 ここまで7戦2勝。昨年10月に京都でデビュー勝ち。その…