凱旋門賞の前哨戦となるフランスG2フォワ賞が7日(日本時間同日夜)、パリロンシャン競馬場(芝2400メートル、9頭立て)で行われ、日本から参戦したビザンチンドリーム(牡4=坂口、父エピファネイア)が直線で馬群を割って差し切った。日本調教馬による優勝は1999年エルコンドルパサー、12&13年オルフェーヴル、21年ディープボンドに続く4頭目。日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇へ夢が広がった。 発馬ひと息のビザンチンドリームは道中、6番手のインを追走。直線で馬群の中央に進路をとると、地元G1馬ソジーとの叩き合いを半馬身差で制した。ビザンチンドリームは今年2月レッドーシーターフハンデキャップ(サウジアラビア)に続く海外重賞2勝…