夏の北海道シリーズを締めくくるG3「第60回札幌2歳S」が6日、札幌競馬場で行われ、1番人気ショウナンガルフがゴール寸前で差し切り重賞初制覇を飾った。騎乗した池添謙一(46)は史上12人目、現役7人目となるJRA重賞通算100勝を達成。管理する須貝尚介師(59)は昨年マジックサンズに続く連覇、同レース歴代最多となる通算5勝目を挙げた。 最後の直線。荒れた芝生を蹴り上げ、ショウナンガルフが馬場の真ん中を1頭だけ別次元のスピードで駆け抜けた。逃げたジーネキングとの差がみるみる詰まり、ゴール寸前差し切った。鞍上の池添は節目のJRA重賞通算100勝達成のおまけ付き。馬上で右拳を突き上げ「楽しみだ!!」。来年クラシックへ、スター候…