秋競馬の開幕を告げるハンデキャップ重賞競走であると同時にサマーマイルシリーズの最終戦。久しぶりの開催で絶好の馬場コンディションで行われることが多く速いタイムへの対応力も求められる。舞台となる中山競馬場芝1600mは1角奥のポケットからスタートし、外回りコースを約1周。極端に表現すれば最後の直線に向くまで緩やかなコーナーが続くような、そんなイメージのコースだ。 ◎コントラポストは、春のダービー卿CT2着。この時は、のちにしらさぎSを勝つキープカルムを封じている。それを含めマイル戦は[3-3-4-3]と得意としており、中でも中山マイルは[2-2-2-1]。直線の長いエプソムCはレコード決着から0.6秒差5着だったが、巴賞は58kg…