気になる有力馬の近況をリポート!東京本社・後藤光志(29)が、多くのG1ホースが夏休みを過ごす「ノーザンファーム天栄」(福島県天栄村)を訪問。木実谷雄太場長(45)に春のクラシック戦線で活躍した3歳馬や期待の2歳馬、巻き返しに燃える実力馬などの現状を聞いた。 鹿毛の馬体がまばゆく輝く。今年の桜花賞馬エンブロイダリー(牝3=森一)が力強い脚取りで姿を見せた。現在は直行が発表された秋華賞(10月19日、京都)へ向け、じっくり乗り込まれている。「しっかりオーバーホールをして、立ち上げてからも順調。背も胴も少し伸びて体の成長も感じています」と木実谷場長の表情は明るい。前走オークスは9着に敗れたが「道中の力みが伸びあぐねた…