今週の土曜日は、中山競馬場で京成杯オータムハンデ(GIII・芝1600m)が行われます。 過去10年の京成杯AHはすべて秋の中山開幕週に開催されています。開幕週は馬場の傷みが少ない中で行われますので、前残りをイメージされる方も多いのではないでしょうか。しかし、ここ10年の京成杯AHでは意外にも先行力より末脚を生かすタイプに良績が集まっています。 過去10年の京成杯AHでは初角7番手以下の馬が6勝2着6回3着3回となっています。レース序盤は中団から後ろに構えて脚を溜めるタイプに良績が集まっていると言えます。ただ、実際のレースでの位置取りを正確に把握することは困難。そこで前走初角の位置取りに注目してみます。すると、ここ…