スポニチ盃「第32回アフター5スター賞」が3日、大井競馬場で行われた。1番人気のファーンヒルが3番手から抜け出して2馬身差完勝。前走、習志野きらっとスプリントに続く連勝で重賞2勝目を挙げた。 ゴール前、笹川は左手でスタンドを指さすと力強く拳を握ってゴールを駆け抜けた。その左拳にはさらなる飛躍への手応えが詰まっていた。 「スムーズな競馬ができて折り合いもついた。JBC(スプリント)を考えて早めに追い出したが、そのあたりも確認できた」。先を見据えた競馬でワンサイドゲーム。1分10秒9の好時計に「ポテンシャルがないとできない」とパートナーを称えた。 荒山師は先週から驚異の南関東重賞3連勝。「元々、気を抜くとこ…