“メイショウ”の冠名で長く日本競馬界を支えてきた馬主で、(株)きしろ代表取締役会長の松本好雄(まつもと・よしお)さんが8月29日未明に膵臓がんのために死去したことが2日、分かった。JRAが発表した。87歳だった。葬儀・告別式はすでに近親者のみで執り行われ、後日お別れの会を行う予定。先月23日に個人馬主として初のJRA通算2000勝という大記録を達成したばかり。06年ダービー馬メイショウサムソンなど、数々の個性派とともに歩み続けた半世紀超える馬主人生。武豊騎手(56)=栗東・フリー=ら関係者からは、悲しみの声が寄せられた。 松本会長が主催していた毎年恒例の忘年会がある。開催地は(株)きしろ本…