“メイショウ”の冠名で競馬ファンに親しまれている馬主の松本好雄さんが8月29日未明に膵臓がんのため死去したと、代表取締役会長を務めていた株式会社きしろが2日、発表した。87歳だった。関係者によると、通夜・告別式は近親者のみで執り行われ、後日お別れ会が行われる予定。 武豊騎手(56)=栗東・フリー=は、松本さんについてJRAを通じて「突然の悲しいお知らせを耳にして信じられない気持ちです。松本さんには父の代から公私ともにお世話になり、今年もメイショウタバルで宝塚記念を勝たせていただきました。松本さんご自身も個人馬主通算2000勝という大偉業を成し遂げられ、これからも競馬の発展のために益々ご活躍…