株式会社きしろ代表取締役会長で、馬主として「メイショウ」の冠名で親しまれる松本好雄(まつもと・よしお)さんが膵臓(すいぞう)がんのため8月29日に死去したことが2日、分かった。87歳だった。代表取締役会長を務めていた株式会社きしろによると通夜、告別式は近親者のみで執り行われ、後日お別れ会を予定している。 1974年に馬主免許を取得し、翌年2月9日の京都6Rチェリーパス(8着)で馬主デビュー。冠名のメイショウは「明石の松本」が由来で名将ともかけている。「青、桃襷(たすき)、桃袖」の勝負服は競馬ファンなら知らない人はいない。51年間の馬主歴でJRA重賞73勝、G1は12勝(J・G12勝含む)。2006年の日本ダービーはメイショウサムソン…