ロスパレドネスは当レース21年Vの全兄ジオグリフとの兄弟制覇を狙う。6月福島の新馬戦は2馬身差の快勝。札幌ダートの1週前追いでも力強い伸び脚を披露した。 　「前走は明らかに粗削りだったが、それでも教えたことをしっかりやってくれた。洋芝は走ってみないと分からないが、普段のフットワークからはいいのではないか」と太田助手。同じ木村厩舎の先輩馬で皐月賞も制した兄は、8月27日に引退、種牡馬入りを発表。兄の新たな門出に、弟がはなむけのタイトルを贈るか注目だ。…