「新潟記念・G3」(31日、新潟) 2番人気のシランケドが大外から豪快に差し切り、重賞2勝目をゲット。ヴィクトリアMでは3着だったが、秋の大一番へ弾みをつけた。2着には1番人気のエネルジコ、3着には7番人気のディープモンスターが入った。人気の一角だったクイーンズウォークは馬場入場後に放馬した際に右臀部(でんぶ)を痛めて競走除外となった。 16頭が一杯に広がった最後の直線。中団後方に構えていたシランケドが、大外へ進路を取った。ここから豪脚をさく裂。G1馬、無傷の3歳馬を根こそぎぶった切り、5歳牝馬が気持ちよくゴールを先頭で駆け抜けた。 勝利に導いた坂井は勝利を確信していた。「攻め馬にまた…