「ウマ娘」の藤田晋オーナーが所有するセイキュート(牝3、栗東・四位洋文厩舎)が、紫苑ステークス(3歳牝・GII・芝2000m)で重賞初制覇を狙う。 セイキュートは父サトノダイヤモンド、母スクールミストレス、母の父Equal Stripesの血統。母はアルゼンチンのG1・2勝馬。兄姉2頭はともに勝ち上がっている。 ここまで5戦1勝。昨夏のデビューから4着、4着、5着だったが、冬場の休養を超えて復帰戦となった4月の未勝利で勝ち上がると、続く矢車賞でも0秒1差の2着に奮闘。それも勝ち馬が後にオークスで3着となるタガノアビーだから価値があった。今回は約4カ月の休み明けとあって仕上がりがカギだが、同世代の牝馬同士なら重賞でも通用していい。…