9月7日のフォワ賞にビザンチンドリーム(牡4、栗東・坂口智康厩舎)が出走を予定している。そこで日本から参戦して勝利をつかみ取った過去の3頭を振り返りたい。 フォワ賞はパリロンシャン競馬場の芝2400mが舞台のG2だ。出走条件は4歳以上。凱旋門賞を目指す古馬の重要ステップレースとされている。これまでに日本馬は延べ14頭が出走。そのうち3頭が4つの勝利を収めている。 1頭目はエルコンドルパサーだ。99年のフォワ賞はボルジア、クロコルージュとの精鋭3頭立て。エルコンドルパサーは馬なりで先頭に立ち、スローペースの逃げ。内から迫るボルジアをクビ差抑えて、日本馬として初制覇を果たした。 2勝を挙げた2頭目はオルフェーヴル…