夏の新潟はフィナーレを迎える。新潟記念は昨年までのハンデ戦から別定戦に替わり、G1級のビッグネームが集まった。ワクワクの豪華メンバーとなった。 主役は重賞3勝の実力馬クイーンズウォークだ。春は金鯱賞勝ちからヴィクトリアMで2着に力走。勝ったアスコリピチェーノに首差惜敗だったが、G1級の底力を改めて示した。これまでの重賞3勝は東京(クイーンC)と中京(ローズSと金鯱賞)で全て左回り。初めての新潟もいい条件だろう。しっかりと勝ち切って、再びG1戦線に進む。 強敵は23年エリザベス女王杯覇者のブレイディヴェーグ。海外遠征帰りの前走安田記念も見せ場十分の4着だった。近走は1600?1800メートルを使ってきたが、2000メート…