これまでより3週間ほど時期が後ろに移る中京記念。ハンデ戦から別定戦になり、より有力馬がエントリーしやすくなったと言えるだろう。サマーマイルシリーズでも2戦目から3戦目に移ったが、意味合いとしては大きく変わらないだろう。過去のデータで、この開催週変更が影響を及ぼしにくいものを中心に分析したい。 1.充実期を迎える5歳馬が好成績 過去の10回のデータで、5歳馬が[7-8-4-39]で複勝率32.8%と非常に高い数値を記録している。出走数も最多で、レースの中心を担っていることがわかる。さらに単勝回収率379%、複勝回収率151%と妙味も十分。一方で、7歳以上の馬は[0-0-0-28]と一頭も馬券に絡んでおらず、年齢による明暗がはっきり…